■ひとことアドバイス
 Q&A式?なメモ集。

 ●何を書いていいかわからないよお?!
――とりあえず書き出してみましょう。書き出しのポイントは
 ・本を読んだ動機(「わたしはいつも、こう思っていた。そこでこの本を読んでみた。」とか。)
 ・前評判と読んだあとの違い。(著作権フリー感想文「十五少年漂流記」で使われている方法)
 ・こんな時代、こんな所で、こんな人の話。というような粗筋、紹介。
 ・本を読み終わったとき、こんなことを思った。
 ・「○○○!」その言葉がずっと僕の心の中で反芻していた。など、引用から。
と、こんなところです。これをヒントにとりあえず書き始めてみる事が大切です。

 ●一枚以上かけない・・・
――とりあえず、下書きはしましょうね。その上で、長々と引き伸ばすポイント。
 ・自分の体験をつらつらと綴る。(感想ではなくて、本を切っ掛けにして思い出した自分の体験なんかを書いちゃいましょう。)
 ・現代問題を引っ張り出す。(これも感想ではなくて、説明文に近い感じ。現代問題を引っ張り出してそれに対しての考えを書いちゃう!)
 ・反論しまくる。(その本で描かれている素晴らしさを鼻から否定し、そこに隠された排他的主義を批判する。)
 ・なぜ、そう思ったのかを掘り下げる。(感動した、が何故感動したのだろうか。人が感動するのは何故なのだろうか。とか。)
現代問題や、反論はいろいろと難しいところですが、なぜ、そう思ったのか、自分の体験、は良い手であると思います。何故、そう思ったのか、と考えることはとても大事です。どうしてそういう物語は感動的なのだろうか。どうして悲しい気分になるのだろうか。難しいことですが、分かる範囲で書くと良い視点を持ってるな、と思われるでしょう。難しいので簡単に結論が出ないので、字数を稼げる、と思います。

 ●支離滅裂になっちゃう。
――とりあえず、感想文の構成をもう一度見直してみましょう。
 1 書き出し。
 2 あらすじ、や軽い紹介文。
 3 読み終わった瞬間の感想。
 4 物語を追っていきながらの感想。
 5 主題、結論。
 6 まとめ(全体的な感想、スパイス、シメ)。
これはあくまで一例で、初めから最後まで、主題だけを書くのもいいですし、上で書いた自分の体験が大半を占めても良いでしょう。ただ、書けない人はこういう風に少し箇条書きっぽく仕上げると上手くいくと思います。
 支離滅裂になってしまう一番の原因は流れが出来ていない、ためです。そういう場合は関連性のある事柄をいっしょにして、清書をしましょう。下書きはやっぱりするべきなのです。

 ●感想なんてねえよ・・・
――本を変えましょう。また読むのもいやになるかもしれませんが、本の選び方を間違えるとこういう事になっちゃいます。自分が興味のない本を読んでも何も思わないのは仕方ないことです。自分が興味のあること、例えばサッカーが好きならそれを題材にした物語、とか。人間興味のないことには何も感じることは出来ません。(課題図書の場合は、その中から自分の興味があることを目を凝らして見つけましょう。多少主題とずれていても課題の場合は許されます)

 ●本が読めないよおー?!!
――いわゆる活字嫌いの方。
 そういう場合はやっぱりアニメビデオ(笑)。
 本を読んだふりをしながらアニメビデオを見た感想を書いてしまおう!本を読まなくても物語に対する感想ぐらいは書けるでしょう。まあ難しいかもしれませんが、やってみる価値はある!
 それ以外の方法としては、書き出しに関する感想。
 夏目漱石の我輩は猫であるの冒頭など、その印象的なイメージに対する原因の追求・・・なんて難しいことを言ってますが、要するに何でこんなに冒頭が有名なのかな?というようなことを書き連ねていくわけです。有名なのはそれが非常に印象的だからです。印象的である理由はなんでしょう。
 また本読みHPさんのほうを参考にしてみては?リンクページからいけます。
 もともと感想文を書くのに本を読む必要なんてないんですけどねえ。でも本を読ませるための感想文だからさ・・・

 ●作文は得意なのに、感想文となると・・・;
――作文を書いてしまいましょう!まず、適当に自分の書けそうな事が書いてある本を選びます。
 それで本の中身は全く無視して、とにかく普通に作文を書きます。
 例えば、マラソンの事を書いてある物語があるとします。その中身は全く無視して、自分のマラソンの体験(学校のマラソン大会のときのことでも、毎朝のジョギングでもいいです)を書きます。普通の作文のように書いてしまい、結論にマラソンはこんな風に素晴らしい、みたいな事でしめてしまいます。
 文頭に「この本は主人公がマラソンを通して成長する物語である」、みたいな事を一言書いておけば、立派な感想文になります。
 ここまで極端でなくても大体こんな感じでよいはずです。良い感想文とはそういうもんですから。
 極論を言えば、感想文に「本の内容は書くな!」という事がいえると思います。本の内容を書いてはいけません。自分のことを書きましょう。



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